Profile

Adriana
Alcaide

スペイン・バルセロナ出身のバロック・バイオリニスト。1999年にカタロニア政府より奨学金を得てオランダ・ハーグ王立音楽院に入学後、ヨーロピアン・バロック・オーケストラのメンバーとして研鑽を積む。ヨーロッパの主要な古楽アンサンブルに出演を重ね (L’Arpeggiata, Ludovice Ensemble, Al Ayre Español, Orquesta Barroca de Sevilla等) Rinaldo Alessandrini, Christina Pluhar, Martin Gester, Eduardo López Banzo, Monica Huggett, Jordi Savall, Andrea Marcon and Fabio Bonizzoni等の著名な指揮者のもと、世界の主要な音楽ホール(カーネギーホール、ヴィグモアホール、コンセルトヘボウ等)にて演奏活動を展開する。 またヴァイオリニストとしてだけではなく舞台芸術家としての一面も持ち、パフォーマーとして子供やファミリー向けの舞台にも出演している。

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1997 バルセロナのリセウ音楽院ヴァイオリン科を卒業
1995
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2019
「オーケストラ・バロッカ・セビリア」にて演奏、CD録音。(共演したアーティスト:モニカ・ハジェット、リナルド・アレッサンドリーニ、ジュリアーノ・カルミニョーラ, アンドレア・マルコン等)
1999
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2003
デン・ハーグ王立音楽院バロック・ヴァイオリン学士課程卒業
エンリコ・ガッティ、パブロ・ベズノシク、ルーシー・ファン・ダール、エリザベス・ウォルフィッシュ、寺神戸亮に師事
2000
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2002
「ヨーロッパ・ユニオン・バロックオーケストラ」に所属、ヨーロッパ・コンサートツアー
2004
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2021
「Al Ayre Espanol」(サラゴーサ) ハルモニアムンディとNaïveのCD録音
2014
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2023
クリアティーナ・プルハール率いる世界的に有名な「ラルペッジャータ」の主要バイオリニストとして、「カーネギーホール」、モントリオール、コロンビア、オーストリア、ポーランド、ロンドンの「ヴィグモアホール」にて演奏
2015 ホセッチュ・オブレゴン率いる「ラ・リティラータ」と共にドイツにて演奏
2015
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2023
北海道札幌にて、日本の古典グループ、「Soubugen」とともに演奏
2016
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2023
ソロCD 「Still Life」をAnacrusaレーベルから発表
2017 東京にて丹野めぐみ、ミヒャエル・ツァルカとコラボレーション
2017
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2023
丹野めぐみとともに、東京、バーゼル、バルセロナの楽器博物館にて演奏
2019 音楽監督として「ヘンデルと友達」バルセロナの「オーディトリー・エヂュカ」を率いる
2019
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2023
CDのプレゼンテーション
バルセロナ、スロベニア、東京にて
2021
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2023
「バッハ・コレギウム・バルセロナ」のリーダーとして、カタロニア、スロベニア、そして2024年ライプツィヒにて演奏

札幌在住のユニット【草舞弦】と出会い、日本の伝統民謡にも興味を持つ。スペイン大使館での演奏、来日の度に北海道での演奏会にも出演する。またフォルテピアニスト丹野めぐみとはバーゼル、バルセロナ、東京にて定期的に活動を続ける。 2018年からは音楽監督としてバルセロナの教育プロジェクト【ヘンデルとその仲間たち】、また【バッハ・コレギウム・バルセロナ】のリーダーとして活動を広げている。 2019年には自身初のCD【Still Life】を発表し、ヴァイオリンのみならず、即興演奏としての声においても類まれな才能を見せている。 また2020年には自身の本 “Mujerísima”をスペイン語で出版し、【女性としての自分を解放することがより自由に生きることにつながる】というテーマで執筆をしている。